ブラウザゲームが動作環境に対応していない 対処法

 この記事には、自身の使用しているOS(今回はUbuntu22.04)に対応していないブラウザゲームがあるとき、ゲームをするためにどのような操作をすれば良いかが書いてあります。


はじめに

みなさんは、普段ブラウザゲームをしているでしょうか?
Steamやスマホアプリなどが流行りの昨今では、わざわざパソコンを起動させ、ブラウザを開くブラウザゲームをするという方は珍しくなってきているかもしれません。
私は普段DMMを利用しているのですが、DMMではブラウザゲームを遊ぶことができます。
現在、私がメイン機として使っているパソコンのOSはLinuxディストリビューションのUbuntu22.04です。先日、これを使って「対魔忍RPG」をプレイしようとしたところ、図1のような画面が表示されゲームができなくなっていた。ゲームの対応環境を確認したところ、どうやらOSが問題らしい。
今回はこのような状況に出会ったとき、どうしたら対応していないOSでもブラウザゲームが出来るようになるか解説したいと思う。


図1:Linuxの環境に対応しておらずゲームが出来ない

本題の前に

ぶっちゃけた話をしてしまえば、Choromeの拡張機能などを用いれば一発で解決する。しかし、セキュリティ問題が叫ばれる昨今、制作者不明の拡張機能などを使うのは不安という人(僕も含めて)も世の中には居ると思うので今回その手段は使わない。もし、回りくどいことをせず早急に解決したいという人が居る場合は「ユーザーエージェント」というワードで拡張機能を探してみると良いかもしれないおそらく目的の物が見つかるはずである。


本題

前置きが長くなったが、本題に入って行こうと思う。
これから何をするのかというと、

ブラウザの「ユーザーエージェント」をいじるのだ。

まずは、僕のブラウザの動作環境を整理しておく。

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OS:     Ubuntu22.04 

ブラウザ:Vialdi(どのブラウザを使ってもおそらく今回と似たような操作でできると思う)

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それでは実際の操作に入っていく。

1:まず画面のどこでも良いので右クリックを押す。するとメニューが開かれるので「開発者ツール」⇒「検証」を探し、クリック。検証を押すと画面が図2のようになる。


図2:検証を押した後の画面

2:検証で出てきた画面の右上に「︙」のようなボタンがあるのでそれをクリック(図3)


図3:⚙と☓の間の︙を押す


自分のブラウザが英語表示なので以下英語が多くなります。もし、日本語で表示されている人がいたらマーカで印をつけた文字を翻訳しながら操作していってください


3:「More tools」⇒「Network conditions」の順に押していく(図4)
    すると、開発者ツール画面の一番下の段のタブConsoleの横にNetwork conditionsが表示される(図5)


図4:3の操作

図5:3操作結果

4:Network conditionsの項目からUser agentを探し出す。Use browser defaltの✅を外し、その下にある項目から自分の用途にあったもの(今回はchrome-Windows)を選択。
(図6)

図6:User agentの欄

5:最後に画面を再読込すると図7のように操作を先へ進められるようになる。

図7:リロードで操作が出来るようになる

以上である。
操作としては多少複雑に感じる点もあるあもしれないが、ポチポチしていれば進められるので、ぜひ、試してほしい。

最後に注意点だが、この操作はタブを開くたび、1からやり直さなければならない。

少し個人的に欲を出すのであれば、
もし、操作方法を忘れた際は、この記事を参考にして欲しい。





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